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パティのアークス活動記録…みたいなもの・1

2015.03.05 (Thu)
「よう! お前も無事に研修終了したか。余裕だったよな!」

 研修同期の仲間が声をかけてくる。私も研修最後に行われる実地研修を終え、シップへの配属を待っているところだ。

「お前はどのシップを希望したんだ? 俺はシップ1・フォエだ。お前もどうだ? 組んで行動したときもいい感じだったし…」

 私は同期の話を遮るように…

「俺はシップ6・ケンを希望した」

 すると予想通りの答えが返ってきた。

「何故だよ、何でケンなんか希望したんだよ!」

 同期が言うのもわかる。フォエは都会といわれたりしている。そしてケンは、田舎と揶揄されたりする。

「悪いな。俺は、ケンで会いたい人がいるんだよ。いや、会わないといけない仲間たち…と言ったほうがいいかな…」

 遠くのほうで、私の事を呼ぶ声がする。その方向へ行ってみると

「アルバートさん、アークスとしての登録を完了しました。所属はケンになります」

 無事希望が通り、私はケンの所属となった。同期たちに別れを告げ、ケンのロビーに降り立ち辺りを見回す。

「ここが姉さんがすごしたケン…」

 姉さんから「まずビジフォンを探し、このメモの通りに操作をしなさい」と言われ、そのメモも渡されている。

 ここからは、私の姉である「パティ」のアークスとしての活動を振り返ってみたいと思う。




「パティさんですね。アークスとしての登録を完了しました。所属はケンになります」

 オペレータにそう告げられ、私はケンのロビーに降りたった。私の血縁関係者にアークスとなった者はいない。だから、初めて足を踏み入れたロビーは見るもの全てが新鮮だった。

「見ない顔だな」

 振り向くと1人の男性が立っていた。

「俺の名はハンス。アンタは?」

「はじめまして、パティです。今日こちらのシップに配属になりました」

 ハンスは、パティという名を聞いてすぐに確認をするように聞いてきた。

「情報屋じゃないんだよな?」

 否定をするとハンスは…

「そうか。ま、任務に出る前に俺のところへ寄りな。何か依頼をするかもしれない。もちろん、報酬は用意するぜ!」

 ロビーを歩いていると、ラヴェールという女性にもハンスと同じようなことを聞かれ、任務前には寄るように言われた。

 私は駆け出しのアークスなので、行動できる範囲を限られている。したがって、2人から依頼される内容の難易度も低く、報酬もハッキリ言って少ない。しかし、こんな私に依頼をしてくれる2人にはとても感謝している。なぜなら、アークスとしての経験を積む事が出来、かつ装備を充実させる時に必要となるメセタを貯めることができるからだ。

 いつだったか、任務を終えロビーに戻った時通信が入った。管理官のコフィーからだった。通信内容は簡単に言うとこうだ。「今は森林エリアの決まった範囲しか探索許可をしていないが、私の出す条件をクリアできれば森林エリアは自由に探索してよい」

 かなり苦戦をしたが、コフィーの出した条件をクリアし、森林エリアを自由に探索できる許可を得た。同様に、火山、砂漠と活動範囲を少しずつではあるが広げていった。

 コフィーから「私の出す条件をクリアできれば砂漠エリアは自由に探索していいですよ」という通信が入った。今のところ大きな壁にぶつかることもなく活動範囲を広げていった私は、今回も余裕だろうと思い、ハンスとラヴェールの依頼も受けつつコフィーの出す条件クリアに取り組んでいた。

 しかし、ここで私は大きな壁にぶつかることになった。


 多分、続くと思います…
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